半日でブルネイ観光 効率よく楽しむ見どころと交通手段

ブルネイ・ダラムサール国はボルネオ島北部にある三重県と同じくらいの広さの国。北側が南シナ海に面し陸地はマレーシア取り囲まれています。文化的にもマレーシアやインドネシアと近く感じます。街はとてもきれいで整備されており、水上集落豪華なモスクが観光の見どころとなります。

ブルネイ基本情報

ブルネイは飛行機以外では行きにくい場所にあります。僕がこの国を訪れたのは、ブルネイロイヤル航空を使ってジャカルタから日本に帰る時。乗り継ぎの8時間を利用しサクッと観光してきました。国自体広くなく、見たいところは街の中心地にコンパクトにまとまっています。交通手段が少ない点は注意が必要です。

ブルネイの通貨

空港の一階に両替所があります。ブルネイの通貨はブルネイドル。1ドルは100円強。補助通貨としてセントがある。1シンガポールドル=1ブルネイドルでシンガポールドルを利用することも可能。

入国時はタバコとお酒の持ち込みに注意

ブルネイの入管を抜け入国すると税関の厳しいタバコとお酒の持ち込みチェックがあります。タバコ1本50ブルネイセント1箱20本持っていくだけで10ドル(約1000円)の関税がかかります。1カートンでは約1万円にもなりますね。

以下在ブルネイ日本大使館の引用です。

  • 酒類:17歳以上の非イスラム教徒が、個人消費目的で酒類を持ち込む場合、入国時に申請をすれば、1人につきウイスキーやワイン等ボトル2本(合計2リットルまで)及びビール12 缶(1缶330ml)までの持込が、認められています。アルコールを再度持ち込む場合は、前回の持ち込みより48時間経過してからになります。
  • タバコ:1本につき50セント、1カートン(20 本入り10 箱)につき100 ブルネイ・ドルの課税とされています。
https://www.bn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consul-7.html

空港から街の交通手段。

空港から街までの交通手段はタクシーかバスの2択。タクシーの利用がおすすめです。空港を出たところにある配車ブースがあります。料金は25ブルネイドルで決まっているようです。空港の真ん前にバス停もあるのですが、30分ほど待ってもどこ行きのバス来ませんでした。タクシーの運転手に聞いたら、朝など忙しい時間はバスがあるが、昼過ぎはほとんど走っていないとの事。

ブルネイのタクシー配車/カーシェアリングアプリⅮart

気を付けるのは市街から空港に帰ってくるとき。夜の街中はバスもタクシーもありません。東南アジア圏で使われている配車アプリGrab(グラブ)も圏外。ブルネイでは独自の配車/カーシェアリングアプリDartをインストールしておきましょう。

アプリをインストールしたら、目的地や出発地を指定し、車種や支払い方法を選択して配車を依頼することが可能です。最初にクレジットカードの登録が必要ですが、現金払いが可能です。クレジットカードからアプリ内にいくらかお金をチャージしておきそれを使うのも可能ですが、短期旅行の場合は現金払いがいいでしょう。このアプリなしでのブルネイ旅行はかなり難易度が上がります。

‎Dart Rider
‎Book your ride in minutes with the Dart app using partnered drivers and local taxis. With more drivers joining, Dart pr...
Dart - Apps on Google Play
Need a Ride ? Use Brunei’s no.1 transportation booking service!
タクシーもアプリもなく困ったときは

僕自身は全くタクシーがないことを知らずに街に出てきてしまい、空港に帰る方法がなく途方にくれました。街の人に聞いてもこの時間はもう交通機関がないと教えてくれるばかり。グーグルマップで大き目のホテルを探し、そこのスタッフに助けを求めました。上に紹介したDartアプリでタクシーを呼んでくれました。スタッフに多めのチップを渡し、無事空港にもどることができました。

ブルネイ観光の見どころ

カンポンアイール/水上集落

ブルネイ観光でここはマスト。水上タクシーで水上集落まで渡って散歩するもよし、水上タクシーで周辺をぐるっと周ってもらうもよし。僕の場合は45分ほどたっぷり周ってくれたのですが、時間が心配だったので途中で中断してもらいました。料金は渡るだけなら5ドルほど、周ってもらうと25ドルくらいです。夜に行くと5ドルほど追加して蛍が見れるスポットに連れて行ってくれます。暗くて水上集落がよく見えないですが。

オールドモスク

1958年に建てられたブルネイを代表するモスク。周りの広場も含めきれいに整備されています。中も見学可能。正式名称はスルターン・オマール・アリ・サイフディン・モスク。ここもマストな観光地ですね。美しい!

ヤヤサンSHHBコンプレックス

街の中心にあるモールでまず目指す場所ミニバスの発着場所。地下にあるスーパーマーケットでお土産をかうのもよし。売っているのはマレーシアの商品がほとんどといった印象です。建物の間に屋台コーナーがあり。チェンドルとチンチャウのココナッツミルクとヤシ砂糖。カンポンアイールとオールドモスクの間にある。

ガドンナイトマーケット

街の中心と空港の間にあるローカルフードのナイトマーケット。衛生的で値段も安いと評判です。空港に戻る前に寄ってみるのがおすすめで

観光モデルプラン

空港→水上集落→オールドモスク→スーパー→ナイトマーケット→空港

水上集落は明るいうちに行くのがおすすめです。オールドモスクは夕暮れ、ライトアップもきれい。その後ヤヤサンSHHBコンプレックスでお土産を買ったり、休憩したり。ここまでは同じエリアですが、ナイトマーケットへ行くなら配車アプリを使って移動します。

ブルネイ空港での過ごし方

成田空港行の飛行機はだいたい深夜発です。空港のお店は20時頃閉店してしまうところがほとんどですか、2階にあるThe Coffee Bean & Tea Leafというカフェが23:30まで空いているのでおすすめです。他1階のケンタッキーフライドチキンは23:00まで空いています。

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